神奈川県住宅供給公社の「アンレーベ横浜星川」がこのほど第 30 回 BELCA 賞を受賞しました。
間取りも一新されて動きやすく、住みやすそうな室内になっていました。また、それを実現させたのが排水竪管の屋外化で、これにより間取り設定の自由度が生まれ、さらに屋外化した配管の周囲をルーバーで囲うことで、「団地」のイメージを一新させる印象的で新鮮な外装デザインになっています。
きっとご覧になった人のほとんどが、新築マンションと思われたのではないでしょうか。また画期的なのは、居住者の方が棟内移転という方法で、住みながらにしてリノベーションが実現されたことです。居住者の希望により、リノベーションの内容にいくつかの選択肢を設けていたのも親切です。
このリノベーションは、古くなった集合住宅におけるひとつのモデルケースになる画期的な試みと言えそうです。また今回の受賞により、これから〝90年マンション〟〝100年マンション〟を目指して、さまざまな試みがなされそうでそれもまた楽しみです。
「アンレーベ横浜星川」の受賞の詳細については、神奈川県住宅供給公社のプレスリリースからご覧ください。
60年以上前、神奈川県住宅供給公社によって建てられた「桜ヶ丘共同住宅」(保土ケ谷区)が、このほどフルリノベーションされ「アンレーベ横浜星川」となって蘇りました。
南側に寝室、居間を配置。キッチン、洗面所などは北側に集め中央に浴室と、部屋を回遊できる使いやすいつくりになっています。寝室にはタテ、ヨコ二つの窓。床に貼られた小田原杉の無垢材からは木の香りが。外壁に断熱材を貼りサッシは二層ガラスと断熱効果も高そう。
《アンレーベ横浜星川》
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