「ひまわり」が10月から新事業―認定NPO法人若葉台
地域交流拠点ひまわりで新事業
「介護予防」と「生活支援」への取り組み ~認定NPO法人若葉台 白岩正明理事長に聞く~
わかば通信2017.8月号(48号から)
認定NPO法人若葉台 白岩正明理事長
3月末現在で約1万5千人の住む若葉台。高齢化率は43・7㌫と、旭区の中でも高い比率となっています。
そんな中、昨年3月にオープンした「地域交流拠点 ひまわり」が、事業を見直し新しい取り組みを始めています。ひまわりは、地域でどんな役割を担おうとしているのでしょうか。運営主体である認定NPO法人若葉台 白岩正明理事長に聞きました。
――いま「ひまわり」が目指しているものは?
白岩 「認定NPO法人若葉台は、今までがんばってきた世代が、これからも若葉台で心地よく生活できることを目標にしています」
ーーよく若葉台では、高齢化率の割りに、要介護者、要支援者が少ないと言われますが・・・。
白岩 「うれしいことです。皆さん、元気にがんばってらっしゃるんですね。私たちがいま目指しているのも、そんな方々が、これからも元気にいられるような取り組みです」
ーー具体的にはどのような?
白岩 「介護が必要になる前に、予防する取り組みです。『地域交流拠点 ひまわり』でも、事業を見直し、介護予防・生活支援サービス補助事業を始めることになりました」
「ひまわり支援会議」で、山岸弘樹連合自治会長(右から3人目)らに意見を聞く
――7月に「ひまわり支援会議」が開かれましたね。
白岩 「5日に旭区、区社協、若葉台地域ケアプラザ、若葉台連合自治会を交えて意見をうかがい、それを参考にして7日「介護予防・生活支援サービス補助事業申請」を市に提出、10月事業開始のスケジュールです」
――ひまわりは今後、どう変わるのでしょうか?
白岩 「これまで通り皆さんのふれあいの場としてご利用いただき、さらに、
①通所型援〈ディサービスひまわり〉
②訪問型支援〈生活サポートひまわり〉
③見守り支援〈見守りサポートひまわり〉
この3つの機能を持つことになります。すでに、介護予防のためのさまざまな取り組みが行われています」
水曜日の食事会が人気
――「ひまわり」ではいまも何か、介護予防の活動をしていますか。
白岩 「毎週水曜日に食事会を開き、その前後には、楽しいイベントやマッサージ、ウォーキングの講習会、口腔ケアなど、介護予防のためのさまざまな企画を立てています」
リラックスした気分でマッサージを受ける参加者の方々
セミナー「誤えんを防ぐ」で、熱心に話を聞く参加者
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