「103歳になってわかったこと」から
篠田 桃紅(しのだ とうこう)さんは、1913年(大正2年)生まれの美術家。
少し前、その著書「103歳になってわかったこと」~人生はひとりでもおもしろい(幻冬舎)がベストセラーになりました。
自由な境地で書かれた言葉が心にしみます。その中から少しご紹介。
『人は自然の一部として生まれてきただけ。そう思えば気負いもなくなる』
人間は、つい自分を、特別な存在と思ってしまいますが、自然の一部、と言われれば、いっそ気楽かも・・・。むしろ、自然の一部である自分を大事にしたいですね。
『運命の前では、いかなる人も無力、だから、いつも謙虚でいる』
考えれば考えるほど、人間、複雑になっていく。それは謙虚な姿勢からは、ほど遠いのだそうです。くれぐれも考え過ぎて、迷路に踏みこまないように・・・。
『(幸福は)自分の心が決める・・・この程度で私はちょうどいい、と自分の心が思えること』
まだまだ足りないと思う人はいくらあっても足りないそうです。分を知ると楽になりますね・・・!
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