「長生きできる部屋 できない部屋」テーマのセミナーも

ショッピングタウンわかばにある「地域交流拠点 ひまわり」では、介護予防や健康づくりのため、さまざまな催しが開かれています。

食事会(水曜、昼)、コーラス(=写真下)、ウォーキング、手品、マッサージ、名画喫茶ほか。

ユニークなところでは、(一般社団法人)日本遺品整理協会によるセミナー「長生きできる部屋 できない部屋」(=写真上)。


転倒などを防ぎ長生きするためにも、生前整理をきちんとしておくことが必要なのだそうです。

自分の始末を考えて身の回りをすっきりさせることで、逆に心穏やかに長生きできるというのは、なかなか興味深いですね。


「ひまわり」は今秋10月から、横浜市の「介護予防。生活支援サービス」補助事業所になりました。

若葉台は、旭区の中でも高齢人口の割合が突出して高いのに、介護保険利用者が少ないという特色があります。健康に対する意識が高いということでしょうか。


けれど団塊の世代が全員75歳になる2025年は目前。

それまで健康に暮らしてきたのに、急に足腰が弱って、人の手を借りずにはトイレにもいけなくなったなどの悲しい例もあります。


91歳で亡くなった私の父がそうでした。地方公務員として長年まじめに働いていましたが、地方の例に漏れず通勤は車、買い物も母を助手席に乗せてスーパーへ。

人に迷惑を掛けるのを極端に嫌う昔かたぎの人でしたが、足から弱り、最後は娘たちの介護を受けることになって、さぞ悔しかったことと思います。その心中を思うと今でも切なくなります。


人生百歳時代と言われるいまだからこそ、生きている限り、自分の足で歩き、身の回りのことは自分でやりたいものですね。

                   (チラシ:わかば通信舎制作)

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