BOOKSTAND若葉台、ベンチが入り口付近に移動。一層居心地良くなりました。

昨日「BOOKSTAND若葉台」さんへ行ってきました。

お店に入ってみたら、お気に入りのピート・ヘイン・イークのベンチが入り口そばに移動されていて、一段とフレンドリーな雰囲気に。

SNSで拝見した「獅子文六コーナー」もありました。

真ん中付近に、テレビドラマになった「悦っちゃん」も。若い頃読んだのですが、悦っちゃん、可愛かったなあ!それに昭和10年頃の街がとてもモダンに感じられて楽しかった。銀ブラとか・・・。

さらに奥に行くと・・・ありました!「団地コーナー」。

拙著「若葉台団地、夢の住まい、その続き」もおいてくださってありがとうございます。

この中で昨日購入したものは、
「団地のふたり」(藤野千夜)
50歳、独身。幼なじみの団地ふたり暮らし。どんなお話なのか楽しみです。

藤野千夜さんは、「おしゃべり怪談」で野間文芸新人賞、「夏の約束」で第122回芥川賞受賞。
大好きな作家のおひとりです。

一寸個人的に好きなのが「父の帰宅」という作品。家族が出かけて帰ってみると数年前に亡くなった父が何気に茶の間に座っていて、なぜかみんな普通の日常生活を続けるという、シュールで温かくも不思議な作品です。

この座り心地のいいベンチでひと休み。
BOOKSTAND若葉台さんにはドリンクスタンドがあり、コーヒーやクラフトビールを販売しています。

購入した本をめくりつつ、マイルドでおいしいコーヒーも味わいました。

通りかかった知り合いの人が、ガラス窓の外から声をかけてくれたり。こういうゆったりとした時間が本当に楽しいですね。

ありがとうございました。また、お邪魔します。

ライター 根本幸江

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