高齢化はするが元気なまち若葉台 1月14日連合自治会賀詞交歓会 菅尾貞登会長挨拶

若葉台連合自治会の令和5年新年賀詞交歓会が1月14日(日)、若葉台地区センターで開催されコロナ収束後の新年を祝いました。

当日は菅尾貞登若葉台連合自治会長はじめ、権藤由紀子旭区長や桐谷次郎神奈川県住宅供給公社理事長ほか来賓の皆さんが、これからの若葉台について期待の言葉を述べました。

次に、菅尾会長の挨拶文を掲載いたします。 ぜひご一読ください。

1月14日 連合賀詞交歓会にて 
若葉台連合自治会長 菅尾貞登

ご紹介いただきました若葉台連合自治会の菅尾です。
2024年がスタート致しました。本年もどうぞよろしくお願い申し上げます。
こうして4年ぶりにこのような会が開催できるということ、大変うれしく思います。

さて、今年は新年早々元日に、令和6年能登半島地震という大変な震災が発生しました。
翌日には羽田空港で滑走路上での衝突という、信じられないような事故も発生しました。
日本においては、大きな震災は阪神淡路の震災以来、東北、熊本、そして能登と平均しても10年に満たない感覚で発生しています。

横浜では、向こう30年で震度6弱以上の発生確率が80%以上と言われています。改めて言うまでもありませんが、超高齢化と言っていい若葉台です。防災対策については常に見直しをしながら、安全・安心を確保しなければならないと思っています。

また、羽田空港の事故では海上保安庁の5人の方が犠牲になられたことは大変痛ましいことですが、幸いにもJALの乗客全員が救出できたこと、これは日頃の訓練のたまものであると同時に、日本人の特徴のいい面が出たのかなぁと思ったのは私だけではないと思います。

私たちが住む旭区は転入者が転出者を上回る状態が維持されており、市民意識調査ではこれからも住み続けたいと思っている人が市内で唯一80%以上となっているようです。

同じ旭区である若葉台はどうでしょうか? 具体的な数字を把握しているわけではありませんが、多くの方が若葉台に住み続けたいと思っていることは間違いありません。
一方、人口については、この一年で約300人減です。月平均では約25人。昨年の12月1日時点で13,068人。ということでいけば、この春には13,000人を下回るということです。昨年9月末時点で若葉台の高齢化率は54.8%。さらに言えば後期高齢化率が33%です。

これら客観的な数字があり、現実の私たち自治会を始め、色々な団体やグループの活動、あるいは活動の在り方、その後継者も含めた担い手不足の問題も含めて転機を迎えているのかなぁとも思います。
若葉台での要介護認定率も徐々に上がっていますが、それでもまだまだ平均よりかなり下です。

体力的なことは、昔ほどにはいかないことが増えてはいます。ですが、気持ちの若い人はまだまだたくさんいらっしゃいます。
お互いの知恵を出しながら、必要に応じてお金も使いながら、そして次の世代にうまくバトンタッチできるよう、若い世代の皆さんと協力しながらやっていきたいと思っています。

今年からデジタル技術を使っての見守り、移動支援、多世代交流などスマートシティの実証実験が始まります。
また、横浜版脱炭素化モデル事業も始まります。このように未来に向けて、行政もいろいろ考えての支援もあります。

高齢化はするが元気なまち、という点で、世界の先端を行く若葉台がいつまでも活気のあるまちとして続いて行けるよう、皆さんのご協力を頂きながら、力を合わせて進んでいきましょう。

最後になりますが、今日ご参集いただいている皆様のご健勝、ご多幸をお祈りして新年のご挨拶登させていただきます。ありがとうございました。

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