コキアで作ったエコほうきが人気~「第2作業所わっか」の活動

モコモコの丸い形をした植物コキア。
群生したところは不思議な魅力いっぱいです。アカザ科の一年草で、夏の間は緑色に茂り、秋になると燃えるような紅色に変化します。

その茶色になったところを収穫し、わかばダイバーシティスペースわっか内にある「第2作業所わっか」では、〝エコほうき〟を製作しています。

同作業所では、ほかにも、季節を感じられる、様々な手芸品を研究・試作しているそうです。

この新たに誕生した"エコほうき"は、コキアやススキを使った100%天然素材の、環境にやさし手作りのほうきです。軽くて、使いやすそう!

大きいほうきは普段のお掃除に、小さいのは机の上や棚などのちょっとした埃をはらうのにも便利そうです。

コキアは長津田にあるNPO若葉台の畑で育ちました。

春に種をまいて、秋になって色づき茶色になるのを待って、通所者の皆さんで収穫しました。さらにその後、一本一本種や穂をていねいに取り除くまで、第2作業所わっかの皆さんで取り組みます。

エコほうきなどの自主製作品は、地元のイベントの景品としても大いに喜ばれているとか。

「エコほうきは、通所者の皆さんが根気よく熱心に取り組んでくれていて、現在、地元でも大人気で、予約生産しています」と施設長の青木淳さんは笑顔。

第2作業所わっかでは、今ランチの提供も始めています。わっかは、いつ伺っても皆さん笑顔で、そんな笑顔に癒やされています。

                                                                                                               Y. Nemoto


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