令和6年「若葉台連合自治会 新年賀詞交歓会」菅尾貞登連合自治会長挨拶~2025年を迎えて
若葉台連合自治会の令和6年新年賀詞交歓会が1月12日(日)、若葉台地区センターで開催されました。まず創作和太鼓集団打鼓音の新春を祝う演奏でスタート。
その後、菅尾貞登若葉台連合自治会長が挨拶。権藤由紀子旭区長、桐谷次郎神奈川県住宅供給公社理事長ほかの皆さんからも祝いの言葉が贈られました。
次に、菅尾会長挨拶を全文掲載いたします。ぜひご一読ください。
1月12日 連合賀詞交歓会にて
若葉台連合自治会長 菅尾貞登
皆様、新年明けましておめでとうございます。
本日は、新年早々、またご多忙のところ大勢の皆様にご参集頂きまして誠にありがとうございます。
昨年は能登半島の大地震で新年を迎え、その後も大きな事故、地震、豪雨災害、そして記録的な猛暑、さらには年末の大雪と、常に日本のどこかで大災害が発生しました。これは世界に目を向けても同様です。たまたまと言ってもいいのかもしれませんが、幸いにも私たちの身近なところでは大きな災害は少なかったと思います。
さて、今年は2025年です。何年も前から2025年問題という言葉が使われていますが、団塊の世代が全員後期高齢者になります。
日々の変化は少しずつ、ゆっくり進み、その変化はなかなか実感を伴いませんが、その日々を飛び越えて5年前、10年前を思い出すと、実は大きく変わってきていることを改めて感じることができます。
若葉台の高齢化率は昨年9月には55.4%、後期高齢化率も35.6%になっています。かつて自治会をはじめとする様々な活動を支えていただいていた皆さんも間違いなく高齢化しています。もちろん元気いっぱいの方もいらっしゃいますが、少しずつ体力の衰えを訴えられる方や、自治会活動等への直接的な参画が困難だという方が増えているのも事実です。
こうした中で、様々な活動の担い手が少なくなっていることは間違いありませんが、ここにきて次の世代が少しずつ表に出て活動に加わったり、あるいは独自のアイデア、考えに基づいて活動したりという場面が見られます。
今、若葉台は間違いなく大きな変革を求められています。昨年、世界のいくつかの国や団体が若葉台の視察に来られました。
そこでの皆さんの関心は、第一に、どうしてこんな高齢者が多いまちが元気なのかということですが、同時に、さらに進む高齢化に対してどういう対策を講じているか、あるいはどのように対応しようとしているのかということです。
お互いの見守りや日常生活の支援等の高齢者への対応は当然のこととしながら、このまちを若い世代にいかに引き継ぐかということを真剣に考え、活動を展開しなければなりません。
今年度も安全安心なまち、そして未来を担う子供たちを含むすべての世代の皆様が心豊かに暮らせるまちとしてさらに発展するよう取り組んでまいります。引き続きご支援、ご協力の程よろしくお願い申し上げます。
結びになりますが、今日ここにお集まりいただいた皆様の益々のご健勝、ご多幸を祈念いたしまして、わたくしからの新年のご挨拶とさせていただきます。
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