多世代が集う月1回のジャズ喫茶 わっかで開催 ~世代を超えてそれぞれの楽しみ方

シニアにもいろいろな楽しみ方があります。孤立化を避けようとか、居場所づくりをしよう、たがいにつながろうとか言われます。

孤独はもちろんつらいものですが、だからといって人と群れているのが必ずしも楽しいわけではない。1人で趣味を楽しみたいとか、本を読んでいたいとか、刺繍をしたいとかいう方もいます。

できれば人とつながりつつ、自分の趣味や好みも満足させられる、そんな場ができるのが理想かも知れません。

今それに近いことをしているグループがあります。「Wakkaで音楽を聴くかい」の人たちです。ここでは、主に月一回、主にジャズのLP盤をかける会を開いています。

6月7日の午後にも、わっか(Wakka)を会場に開催されました。MJQ、デイブ・ブルーベック・カルテット、パーシー・フェイス・オーケストラ、さらには思い出のヒットポップスまで幅広い。

中での飲食自由で、皆さんそれぞれ好きな飲み物を持って集まっている。そして、楽しそうに、じっと流れてくる音楽に耳を澄ませたり。スマホをいじりながらの鑑賞も自由。
ゆったりくつろいでいて、みんなで一緒に・・・とはちょっと違ったところで、それぞれ自由に楽しんでいました。何歳になっても自由でありたい、自分の楽しみ方をしたいという人がたくさんいらしゃるのでしょう。つくづくそう思います。



私の亡き父は80代後半になって要介護になっても、ディサービスに行くことをいやがって姉(父の娘)を困らせた。初日帰ってきて、疲れた顔で言ったそうだ。
「年寄りばっかりだからなあ」と。
自分だって年寄りなのに・・・と思うけれど、ほんとうにいいたいことは別にあったのかも知れません。

「みんな一緒にされるのはいやだよ。自分の人生は自分のものだ。自分には別の楽しみ方があるんだ」
それぞれのひとが自分らしく人生を楽しみ、しかも孤立化を避ける環境ができたら最高ですね。

難しいとは思いますが、なんとかそれを追求したいですね。

Y.Nemoot

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