ストップ孤立死!神奈川県住宅供給公社と県牛乳流通改善協会が協定
人生百年時代と言われる今、生涯現役感をもって、スポーツや文化活動、仕事、ボランティア活動などに取り組む元気な高齢者の姿が目に付きます。
そんな人々はみんな、人の輪の中で生き生きと生活しています。
けれど、病気や何かのきっかけで、そんな人の輪から外れてしまったら・・・・・・。そんなときにも、孤立しない仕組みや、見守る態勢を作ることが大切なようです。
神奈川県住宅供給公社では、公社の管理する一般賃貸住宅で孤立死を防ぐために、平成 24 年度から、居住者団体や管理会社をメンバーと共に「孤立死等防止対策検討会」を開くとともに、県内 13 自治体、4 団体と「孤立死等対策に関する協定」を締結しています。
この3月15日には、神奈川県牛乳流通改善協会と孤立死等対策に関する協定を締結しました。
同協会の牛乳販売事業者の人々は配達の ために地域を巡回していること、また定期的に牛乳等の配達により公社一般賃貸住宅居住者宅を訪問して いることから、今後両社間での孤立死防止に向けた見守りの輪をさらに拡げていくことが可能になると判断されたものです。
同公社では、今後も引続き、協定未締結の自治体や民間事業者等との「孤立死等対策に関する協定」の 締結を進めるなどして、「公社一般賃貸住宅の居住者の人々に対する見守り体制を強化し、見守りの輪をさらに拡 げていきたい」と話しています。
高齢者の一人暮らしでは、郵便物、新聞、牛乳などがたまっていたりすると、自治会や近所の人々が気にかけますが、団体や事業所の配達員の人々の協力があらえばさらに心強いものになるでしょう。
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