ミクロを観る会主催の講演会「CO2削減の夢の切り札:アンモニア燃料」

 6月21日付け(2019年)の読売新聞に、欧州連合(EU)各国が太陽光や、風力など再生エネルギーへの移行を加速させている、という記事が掲載されていました。

   この再エネは今、発電コストの急速な低下などもあり注目されています。


  そんな中、わが若葉台でも6月13日、旧若葉台西中校舎を会場に「電子顕微鏡でミクロを観る会」主催、

 第一回講演会 「CO2削減の夢の切り札:アンモニア燃料」 が開催されました。

 講師は、秋鹿(あいか)研一 熊本大学客員教授(東京工業大学名誉教授).

  今、二酸化炭素(CO2)を排出しない水素エネルギーへの関心が高まっています。政府は2050年度までに水素エネルギーの製造コストを10分の1以下に下げる、という目標を掲げているそうです。

  現在エネルギーとして天然ガス、原油、石炭、際エネ、水力、原子力などありますが、水素は燃やした際にCO2を出さない夢のエネルギーです。この水素エネルギーを海外から輸送する際、水素をアンモニアにすると容積が小さくなり、より多くを低コストで運べるということでした。 


 いま注目の水素エネルギーとアンモニアとの関係について取り上げた秋鹿教授のお話は、とても興味深いもので、30人以上の参加者が熱心に耳を傾けていました。

  間には、クッキーとコーヒーのティータイムを挟みました。


 次の第2回講演会は10月6日、「宇宙教育の父-『はやぶさ』プロジェクトを語る」が予定されています。講師は「はまぎんこども宇宙科学館」館長の的川泰宣さん。10~12時。


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