浮世絵は流行の先端?! 原宿「太田記念美術館」

行ってきました! ⑪                           

                            わかば通信11号(2012年4月10日)より   

     流行の発信地、東京原宿。そのど真ん中に、浮世絵専門の美術館があるのを知っていますか。今回はその「太田記念美術館」へ行ってきました。

 JR原宿駅から徒歩5分。ラフォーレ原宿の裏手にその美術館はあります。二階建ての館内は、外の喧噪が嘘みたいに静かで、おだやかな気持ちで浮世絵を鑑賞できます。東海道五十三次で有名な歌川広重の作品も多数展示してあり、直に広重の浮世絵を楽しむことができます。


  今回訪れた時には、「さくらさくら〜春の訪れ」(3/25まで)と題し、桜を描いた浮世絵の展示が行われていました。隅田川堤、御殿山(現品川)など江戸屈指の桜の名所を描いた浮世絵はどれも美しく、ああ日本人って昔っから桜が好きなんだな、としみじみと思ってしまいました。 

 江戸の世相を描いた浮世絵、今でいう雑誌のようなもの。流行の発信地である原宿に、浮世絵美術館があるのも違和感があるようで、実は理にかなっているのかもしれません。

 ■JR原宿駅表参道口より徒歩5分。月曜休館。10時半〜17時半。 

                                                                                               (S)                 

0コメント

  • 1000 / 1000

わか通の作者が綴る新ブログ開設