大都会のはずれの植物園 渋谷区ふれあい植物センター

行ってきました!㊴

                    わかば通信39号(2016年2月1日)から


大都会渋谷のはずれに植物園があるのを知っていますか?今回行ってきたのは、渋谷駅から徒歩12分。賑やかな明治通りを一本奥に入った、渋谷区ふれあい植物センターです。


        ふれあい植物センター内観。左奥が3Fまで伸びたモンステラのタワー


園内に入ると、ガラスの壁から光がそそぎ、亜熱帯特有の大きく生命力に満ちた植物が葉を広げていました。さっきまで渋谷の人ごみにいたのが嘘のよう。


緑の中を進むと、「熱い…」そう。植物園は、熱帯の植物が育つように、室温を高くしてあるのです。


コートを脱ぎ奥へ進むと、私の家にもある観葉植物のモンステラを発見。その姿は、うちのとは違い、気根と呼ばれる根を這わせ、3階の高さまで背丈を延ばしていました。思わず唖然となってしまいましたが、本来はこっちが正しい姿なのですね。


          生涯この二枚の葉で生きぬくという「キソウテンガイ」


園内には、中南米、インドなどの園芸店では見かけない珍しい植物がたくさん。エアプランツや、食虫植物なども充実しています。


なかでも、アフリカナミブ砂漠のキソウテンガイ(和名)という植物がとてもユニーク。生涯たった二枚の葉しかつけず、千年近く生きるそう。


なんという潔さ!植物に男らしさを感じたのは初めてです。

お買い物に疲れたら、ぜひ渋谷にあるオアシスで、可笑しな植物たちと触れ合ってはいかがでしょうか。           

                                (S)

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