WHOが若葉台を撮影~健康とコミュニティのまち 研修プログラムで紹介

高齢化の進む中でも住民が、スポーツや文化活動を楽しみ生き生きと過ごしている横浜若葉台。そんな様子が国内外から注目され、去る12月11日にはWHO(世界保健機関)が若葉台を訪れ撮影やインタビューを行いました。


 当日は快晴。まず若葉台公園グラウンドへ。たくさんの人がグラウンドゴルフを楽しんでいます。そんな元気な人々を撮影。
「地域の人々がスポーツや文化活動を通して生涯にわたり豊かな生活を送るのを目標にしています」と若葉台スポーツ・文化クラブの神尊克己クラブマネジャー。


次に旧若葉台西中学校へ。

格技場で太極拳の皆さん、テニスコートでプレーする人々など。


その後、まちの中心ショッピングタウンわかばへ。


クリスマス会を楽しむ「親と子のひろばそらまめ」、地域の買い物の足「コミュニティバスわかば号」、そして子育てファミリーの情報発信や、ランチも楽しめる多世代交流の場「コミュニティオフィス&ダイニング春」などで撮影とインタビュー。

「このような交流の場を通して若葉台では活発なコミュニティが図られています。今後も仲間同士の連携がさらに重要になるのでは・・・」と神奈川県住宅供給公社の吉田祥一郎さん。


次に訪れたのは「居宅支援介護事業所 訪問看護ステーション あさがお」と「地域交流拠点ひまわり」。

「ひまわりは人々の交流の場であるとともに、地域の人々が主体的なサービスから公的なサービスまで受けられる、まちの健康づくりの中心にもなっています」と話す、認定NPO法人若葉台の白岩正明理事長。

当日は、ひまわりに来ていた住民の皆さんにもカメラを向け、熱心に話を聞いていました。


若葉台連合自治会の山岸弘樹会長は、若葉台の過去と今、そしてこれからについて。

「41年前の入居以来、まちの魅力作りにも取り組んできました。桜まつり、こいのぼり、文化祭、約2500発の花火が打ち上げられる夏まつりなど、住民の手で運営されています。約80㌫の人がここを終の棲家と考えている。これからもまちの魅力を高め、選ばれるまちであり続けたい」

このあと2月3、4日に、神奈川県とWHO西太平洋地域事務局(WPRO)の連携で、アジア各国の保健医療政策関係者対象に人材育成プログラムをオンライン開催、日本の高齢化への対応例として若葉台が紹介されます。

19年12月10日にWHOから3人が視察で訪れ、評価されたことが切っ掛けになっています。

なお当日、緑の中にそびえる若葉台の建物群の前で話したのは住宅管理組合の柿沼鉄雄会長。当日は、若葉台で行われている「100年マンション」の取り組みについて説明しました。

このように自然と建物の調和した美しい街並みが、若葉台の大きな魅力になっています。撮影ビデオを見た人が若葉台の魅力を少しでも見つけてくれたら良いですね。                       

                                     



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