無理をせず、心と身体を静かに維持していく。そんな年齢になったのかも
わかば通信は10年前、震災のあった年に、その6月号から発刊を開始しました。
今年で、丸10年になり感慨深いです。
まさか10年も、とは思わず、ここまで来れたのも、
皆さまのご支持のお陰です。本当にありがとうございます。
東北大震災のときには、二度とこんな悲惨なことは起こらないだろうと思っていました。
けれど10年後の今、私たちはコロナ禍という新たな試練の中にあります。
新型コロナウイルスのこわさは、病気の感染そのものだけでなく、
私たちのこれまで続けてきた日常を、根こそぎ破壊することでしょうか。
これを書いている今も考えれば、ちょっと震えが来るくらい恐ろしいです。
昔読んだ、デスとピア小説の世界のような。
なぜ・・・いくら考えても答えはでてきません。
私たちはいま、どんな地点にいるのでしょう。そしてどこに向かっているのでしょう。
話が広がりすぎましたので(^^;)、わかば通信に戻します。
すみませんでした。
わかば通信は、多くの方に支えられてできています。
情報のお知らせや、記事を書いていただいたり。
配布についても、地元の何人もの方に手伝っていただいています。
もう10年近く、配布してくださっていた、Aさんが、
体調がすぐれないということで、今回は、もう無理となりました。
暑い日にも、寒い日にも続けて配布してくださったAさん、
本当にありがとうございました。
わかば通信のみならず、共に年齢を重ねてきた人々が、
年齢が上がることで、
これまでできてきたことが、できなくなったり、疲労しきってしまったり。
「年を取るのは順番だから仕方のないことね」
いつか、義姉がいっていました。
そう、ですね。
高齢という言葉が自分にもまわってきた。
それを静かに受け入れなければならない。
どのように・・・?
10数年前、長女が現役のころ、ときどきお会いしていた70代後半くらいの女性で
とても素敵なかたがいました。
グループの人々で食事をするのでも、何か立ち話をするのでも、
いつもかたわらに立って、にこにこしている。
でしゃばらず、ほとんど自分の意見は言わず、静かに笑っているだけ。
それなのに、みんなその人のことが大好きで、尊敬され、大事にされていた。
そんなシニア女性に私もなりたい。
きっと無理ですが・・・
がちゃがちゃしすぎてますので (~_~;)
大切なのは、無理をせず、誰に対しても正の感情をもち
心と身体を静かに維持していくことなのかもしれません。
(根本幸江:日々の思いから)
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