健康寿命の延伸に向けた取組みスタート!ユソーレ相武台で「大人の体力測定会」を開催。

10月1日に神奈川県住宅供給公社と北里大学、一般財団法人シニアライフ振興財団が、公社が経営する団地の入居者及びその周辺地域住民の健康寿命延伸に向けた取組み及び研究を推進し、高齢者が住みやすい活力のある地域社会の形成に寄与することを目的とした連携・協力に関する協定を締結しました。

     ※詳細については、こちらの資料をご覧ください。

この締結は、「いつまでも住み慣れた地域で健康的に住み続けられる」環境を整えることを目的に、北里大学が有するリハビリテーション、予防医学、ヘルスプロモーションなどの専門的知見を活かし、団地内の商店街にある多世代交流拠点「ユソーレ相武台」(相模原市南区相武台団地2-3-4)を中心に、フレイル対策、サルコペニア対策、軽度認知機能障害(MCI)対策に関する住民サービスの充実を目指していくもの。そして、コロナ禍で運動不足になりがちなこの頃、まずは自分の現状を知り、体力づくりに向けた一歩を踏み出しましょうと、10月8日(金)13時30分から「ユソーレ相武台」「大人の体力測定会」(無料)が行われました。

相模原市南区長も視察に見える中、相武台団地近隣の住民12名が参加し、「ユソーレ相武台」や相武台高齢者支援センターの職員のほか、北里大学の教員3名、学生5名もスタッフとして参加。

北里大学 医療衛生学部リハビリテーション学科 上出直人准教授の指導の下、身長や体重、5mの歩行時間の測定や筋力などを測り、日常の生活についてのアンケートに答えてもらい、それら内容をその場で集計・分析し、判定結果を確認してもらうというもの。

歩行能力、脚力、握力などで歩く力年齢や筋力年齢などが発表され、転倒危険率やサルコペニア危険率など、フレイルの危険度などが判定結果として出された。
参加者はそれぞれの結果を見て「年齢より若くて嬉しかった。」「実年齢より年寄りでショック!」「大変ためになった」など思い思いの感想。

上出准教授は「健康に重要なのは、足腰の体力。今回をきっかけにフレイルに注意するなど今後の生活習慣を見直し、改善していく指標として活用してもらうためのもの。実年齢は変えることはできませんが、食事や運動で歩く力年齢も筋力年齢も変わります!」と参加者を励ました。

つづけて「病院の検査では行われない体力測定。今回の結果をみて改善するべきところは改善し、年に2回は自分の足腰の体力を把握することも大切です。半年後、またお会いしましょう」と参加者と約束した。今後も月2回開催されていく。
次回開催は10月19日(火)13時30分~15時00分

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