「住まいとくらし」展 70年前の団地を段ボールで再現~神奈川県住宅供給公社

2020年に創立70周年を迎えた神奈川県住宅供給公社で、「住まい と くらし」展~昭和から現在、そして「未来へ、これからも。」を開催しています。
公社ビル一階の”Kosha33”(横浜市中区日本大通 33 番地)には、1952年に設計された2DKの団地の台所と浴室を段ボールで再現。また、昭和・平成・令和の住まいとくらしの歴史と変遷について、パネルなどで解説しています。


通りを行く人々が訪れては、昭和の香りいっぱいのダイニングキッチンや、浴室を見て楽しんだり、昔を懐かしんだりされているようです。

食器戸棚に、扇風機、炊飯器も昭和の香りいっぱいですね。


こちらは木の浴槽。懐かしく思い出す方も多いのではないでしょうか。
そういえば、浴槽につかったときの木の香りが疲れを癒やしてくれました。


お風呂の歴史を書いたパネル。
団地の浴室って、日本のお風呂の歴史をそのまま体現してるのかもしれませんね。


段ボールハウスは公社ビル入ってすぐ左側の一画を占めています。
そのため、道行く人がふと足をとめて見学していかれるとか。


この段ボールハウスは、右端のタイプのお部屋の再現だそうです。
人々の住まいの変遷とともに歩んできた神奈川県住宅供給公社。
その70年の歴史の中には、団地に住む人々のさまざまな生活や、家庭の幸福とかがたっぷりつまっているのではないでしょうか。
懐かしく温かい気持ちにさせられる「住まいとくらし展」でした。


※ 平日の 8 時~18 時の来館なら、自由に見学できます。
入口で警備員の指示に従って、検温と手指の消毒を。
この展示は動画でも紹介されています。
「住まい と くらし」展~昭和から現在、そして「未来へ、これからも。」
番外編「段ボール団地ができるまで」




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