Wakka(わっか)の利用について~多様多世代交流、サテライトオフィス、書店、中高校生の居場所にも
横浜若葉台に8月27日、わかばダイバーシティスペースWakka(わっか)がオープンしました。施設内は、いくつかのスペースに分かれています。
《多様多世代交流・学習スペース》
人々の交流スペース、夕方からは中高生の学習など。芸術・文化の発表にも。
《コワーキングスペース》
リモートワークに。起業を目指す人、若葉台に会社の住所を移したい人も応援。
《BOOK STAND若葉台》
新刊本、話題の本、魅力的な中古本、個性的な本、子ども向けの本も充実。
《作業所スペース》
障害がある人たちの働く場(令和5年4月開所予定)
Wakka(わっか)の利用について運営主体の認定NPO法人若葉台 白岩正明理事長にお話を伺いました。
—開所おめでとうございます。これからこのスペースでいろいろな利用がされると思いますが、どのような交流を期待してますか。
白岩 「最初にサテライトオフィスと、中高校生の居場所を分けて考えていましたが、いろいろな提案が来ていて、連続したスペースでの利用もありそうです。例えば200円払っていただき、商店街で購入したものをおしゃべりしながら食べていただくなど。
また、これまでなかなか居場所のなかった男性のグループからも、居場所として使いたいという提案が来ています。潜在的にも多くの隠れた期待があるようです。多彩な使い方があり、私たちが当初予想したよりさらに広がっていく予感がします」
—中・高校生の居場所ができましたね。
白岩 「これまでいろいろな居場所をつくってきて、いよいよ中高生の居場所です。今は若い人の生きづらさがあって、引きこもりになる。そのような中で、人と人とが対面で交流することの大切さを感じます。自己確立、自己肯定を地域でも応援できたらいいですね。
ふらっと行ったら仲間がいる。そういう居場所を作ってあげたいと思いました。つらいときに仲間がいたら楽しい。さらにそれを超えて、僕ならこう使う、私ならこう使う・・・まで提案していただけたら嬉しいです。きっといろいろな提案が出るのではないでしょうか」
―地元商店街との交流はどのように?
白岩 「商店街とコラボするなど、いろいろな仕掛けを考えたいですね。例えば、蕎麦の講習会、日本料理、日本酒の会などいろいろありそうです。Wakkaができたことで、商店街に新しい人の流れができたら嬉しいですね」
―コワーキングスペースはどう使われるでしょう。
白岩 「また若葉台で起業を考えている人たちをサポートすることも考えています。コワーキングスペースでお仕事をしていただくだけでなく、ここでセミナーを開催したり、起業について専門家に話を聞いたり、先輩起業家に話を聞く会を開くなどしたいですね。そして地域に働く人々のつながりをつくれたら最高ですね。
また近くの大学生にもどんどん来ていただき、協力して活動するプランも立てています。行政でなく、私たち民間が進めていくというところに意味があると思います」
—まちの中でどう利用されるのか、ますます楽しみになってきました。
白岩 「これまで多主体の連携で高齢化や子育て世代の支援、コミュニティ形成など良好で活気あるまちづくりに寄与してきました。
さらに、年齢や障害の有無を超えて地域のさまざまな方が交流でき、みなさまから愛される交流拠点Wakka(わっか)として、持続可能な運営とまちづくりを目指していきます。またお仕着せでなく、私ならこう使うなど、ぜひ気軽にご提案ください」
ーありがとうございました。これからを期待しております。
根本
◇利用・運営について
1 定 休 日 不定期(年末年始ほか)
2 営業時間 10:00~20:00
3 利用料金 (有料)多様性活動スペース・コワーキングスペース
利用料金 備考
■多様性活動スペース
小学生以下 無料
中学生・高校生 100円/ 日
上記以外、大人~ 200円/日
■コワーキングスペース
時間単位で利用 200円/時間
日単位で利用 1,000円/日
月単位で利用 11,000円/月
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