行ってきました! 昭和の香りたっぷり ―昭和スタアと団地展―

 懐かしい昭和の銀幕スタアたちを撮影した写真家・早田雄二氏の作品展と、団地の歴史を紹介する写真展があわせて開かれています。題して、

―昭和スタアと団地展―

 2020年に創立70周年を迎える神奈川県住宅供給公社が、昭和の銀幕スタアにあわせて、年代ごとに手がけたに団地をパネルで紹介。

 昭和25年に建てられた公社の賃貸住宅第1号、大和町団地(中区)の貴重な写真も。古き時代の団地のたたずまいにちょっと感動してしまいました。 


 当時としては珍しい鉄筋コンクリート建てで、水洗トイレ、ただし内風呂はなし。当時、文化的な団地生活は人々の憧れだったそうですが、皆さん、家族でどのように暮らしていたのでしょうか。

  聞くところによると、大和町団地は築64年を経て経て建て替えられ、平成27年に「フロール横浜大和町」として生まれ変わったそうです。 なぜか、こちらも、ちょっと応援したくなります。 


下の写真は、昭和33年~35年頃の山田町団地(中区)です。

そして、上の写真は、青葉区の竹山団地(昭和45年~)。

こちらは、もちろん若葉台団地(旭区、昭和55年~)です。

広いですねー。そして森を造成してつくられただけに緑が多い。

また、森であった頃の木々が、もとの土とともにそっくり埋め戻され、今も自然林のような木々に包まれているのが若葉台の自慢です。


 こうして見ていると、団地も社会の成熟とともに、進化しているのがわかります。

 人々のささやかな幸せや、それぞれの家族の日々の営みを見つめてきた団地。いつかそんな団地に住む人々の、生活を語ってもらえたら楽しいですね。

 会場となったKosha33のある日本大通。

 銀杏並木が、日に照り映えてひときはきれいでした。

 歩いていると目の前に、一枚の葉がひらひらと回りながら落ちてきて、ああ、銀杏の葉ってこんな風に落ちてくるんだったなと思い出し、久しぶりに見る情景に感動する1日でした。

 




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