夏城らんかの「着物を気軽に楽しむ」4～爽やかなカラーの色無地

　これから着物を着たいと思っている方へ、最初の一枚に爽やかな色の色無地はいかがでしょうか。色無地とは柄のない一色染めの着物。紋をつけると格が高くなり結婚式やパーティに着て行けますし、紋がなければお出掛けや食事会など幅広いシーンに対応できます。

　おすすめしたいのは、写真のように爽やかで鮮やかな色。一 見派手そうですが、着物の直線的なラインや色無地ならではのシンプルな美しさによって、潔く上品に着こなせます。また爽やかな色は日本人の好みとされ、社交の場にも積極的に着て行きたいものです。

　帯合わせも比較的簡単。色々な帯に合わせられ、季節の花など日本の四季を取り入れられるのも素敵ですね。

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　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　 　着物研究家 夏城らんか

                                                                                                          　(わかば通信59号　2019.6.1)