「二宮団地再編プロジェクト」の記事が「ANDSCAPE DESIGN」に掲載されています

   「二宮団地再編プロジェクト」の記事が「ANDSCAPE DESIGN」(日本で唯一のランドスケープ専門雑誌) No.132に、「団地再生と地域再生」として掲載されています。 これまでの二宮の取組みや、暮らしリノベーター、アグリサポーターの方たちのインタビュー記事など。

   ※マルモ出版の許可を得て、二宮の記載されたページを神奈川県住宅供給公社のホームページで見ることができます。


 海にも山にも近い自然豊かな環境にある二宮団地は、湘南の最西端に位置する二宮町にあり、神奈川県住宅供給公社によって開発され、管理されています。 

   1966年の入居開始時からから平塚、横浜、川 崎、東京などに勤務するサラリーマン世帯のベッドタウンとして栄えました。若いファミリーにとっては、憧れの団地でもあったのです。


   けれど、住宅の老朽化に加え、産業構造の変化によって第2世代が都心に移り住むなどして、2000年頃から人口減少が始まり、2014年にはついに入居率が60%を割ってしまいました。 そんな中、神奈川県住宅供給公社によって始められたのが「二宮団地再編プロジェクト」です。

  

    まず団地周辺の豊かな自然に着目して共同菜園を作り、商店街の空き店舗に収穫した野菜を一緒に調理できるコミュナルダイニングを設けました。ここで、団地の人々はたがいに交流し、新しい入居者が来たら食べ物を持ち寄って歓迎し、人々の交流を深めました。楽しい歌の集いも開きました。 

 

   さらに、ワークショップ形式など、これまでの固定観念をくつがえす団地のリノベーションも行われ、今さまざまなところから注目されています。

 古い団地を蘇らせるさまざまなヒントをぜひ見つけてみてください。

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