1泊で ホテルニューカマクラへ

行ってきました!⑭    

                                                                 わかば通信14号(2012年7月20日)から


 鎌倉に泊ってみたい。鎌倉駅のホームから見える「ホテルニューカマクラ」を見るたび、そんな憧れを抱いていました。鎌倉駅徒歩1分という立地にありながら、リーズナブルで築80年以上の歴史を持つクラシックホテルです。

  今回は夏休み7・8月合併号ということで、思い切って憧れのホテルニューカマクラに泊まり、大好きな鎌倉を満喫してきました。 

        クラッシックな雰囲気のホテルニューカマクラ


    ☆レトロな時間が・・・ 

 鎌倉駅西口を出てすぐ右手。駅から1分の所にニューカマクラはあります。黄色い壁と白いペンキで塗られた上げ下げ窓がレトロな雰囲気を演出していて、とってもかわいらしい外観。ドキドキしながらエントランスへ向かうと、真っ赤な絨毯と木目の階段がお出迎え。照明や建具も、古い物をそのまま使っていて、窓から差し込む光もどこかやわらかく、現代とはちがった時間が流れているようでした。

                芥川龍之介もここを歩いたかも


     ☆夜の鶴岡八幡宮へも

  私が泊ったのは「雪の下」というお部屋。窓が三面もあって、どの窓にもピンク色のカーテンが掛けてあり、とても落ち着きます。窓の外には鎌倉駅が見えて、いつも自分がホームから眺めていたホテルに泊っているのかと思うと、何だか不思議な気持ちになりました。  結局この日は、夜の鎌倉の街でご飯を食べたり、夜の鶴岡八幡宮まで散歩へ行ったりと、いつもと違う鎌倉の街を味わって来ました。

  

   ☆銭洗弁財天~由比ヶ浜 

 翌朝、9時頃にチェックアウトし、朝のカフェへ。朝の鎌倉は風がとっても気持ちがいい。鎌倉の街へと、海から新鮮な風が吹いて来るような気がして、朝からとても贅沢な気分になれます。

             お金が倍になるという名水のある銭洗弁財天

 

 腹ごしらえを済ませ、「銭洗弁財天」という神社へ。境内洞窟にある清水でお金を洗うと、何倍にもなって帰って来ると伝えられている神社です。いったん鎌倉駅へまで戻ると、次は江ノ電に乗って、由比ケ浜にある「鎌倉文学館」へ。

             鎌倉文学館から歩いてすぐの由比ケ浜海岸

             緑の奥に建つ気品あふれる鎌倉文学館


 もともとは前田侯爵家の別邸だった建物を文学館として開放。鎌倉ゆかりの文人の初版本や、直筆の原稿などを展示しています。そして、最後には由比ケ浜海岸をのんびりと散歩をしました。  今回、泊ってみて気づいたのは、朝が気持ちいいこと。ホテルニューカマクラに泊まり、鎌倉の朝を体験してみてはいかがでしょうか。

                                                                                             (S) 


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