大正ロマンの世界。アンティーク着物に魅了されています!

      夏城らんかの「着物を気軽に楽しむ 15」
         わかば通信.vol.73 (2021年10月号)

数ヶ月前に読んだある本をきっかけに、
大正ロマンなどのアンティーク着物にすっかりハマってしまいました。

こちらが、先日購入したアンティークの着物↓↓

大正ロマンの着物はどれも小さく、
170cmの私に合う着物はほとんどないのですが…
どうにかギリギリ着ることができる着物と出会うことができました。


裾にかけて広がる花々や蝶々がとっても美しいです♡
着物は小紋だと思うのですが、
なんと!裾周りは絵羽模様になっています。
昔の作り手さん達が、どれほど着物に対して
愛情や拘りを持って接していたかがよく分かりますね。

ちなみに上の写真のコーディネートは、
古臭く見えないように、
あえて黒い帯を合わせてモダンっぽくしてみました。

そしてもう一つ。
大正ロマンから昭和初期をメインに扱う着物屋さんで一目惚れした、
アンティークの夏物の名古屋帯。

夏を代表する花々のダイナミックな共演がとっても豪華です!
夏が終わる直前に購入したのですが、
どうしても締めたくて…夏もあと数日という日に、
小紋風の浴衣に合わせて外出しました。

強烈な日差しが降り注ぐ中、
着物でベビーカーを押すのはけっこう大変でした〜!

以前着付けの先輩方から
「夏に着物を着るなら、涼しい顔をして歩きなさい。絶対フーフー言わないこと!」

と教わりましたが…この日は守れていなかったかも(笑)
それでも、お気に入りの帯で出掛けることができ、充実した一日となりました。
自分のために仕立てた着物ももちろん素敵ですが、

祖母やもっと上の年代の方々の思いが詰まったアンティーク着物も不思議な魅力があります。

着ていると、自分だけでは出すことができないパワーが湧いてくるような…そんな気持ち。

なんだかちょっぴりミステリアスでもありますが(笑)
そこにも魅了されているのかもしれません。 

      夏城らんか インスタグラム

        

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