着物の中で一番好きな種類は小紋です。中でも特に花柄の小紋に心惹かれています。
小紋とは、柄が全体にちりばめられている着物。洋服で言うなら花柄ワンピースです。
ですが、私自身30歳頃から花柄ワンピースが似合わないと感じ、年齢的にもう無理なのかな、と思っていました。
そんな 時、ふと目に留まったのが亡くなった祖母の小紋の着物でした。
若草色に白、黄、薄紫で枝や花のような柄がちりばめられ、まさに花柄ワンピースの着物版! 着てみると着物の直線の美しさや半衿、足袋の白さが着物の柄を引き立て、花柄の甘さはなく、優しさや鮮やかさが際立っていました。
0コメント